ぎっくり腰の原因の1つである腰椎椎間板ヘルニアは、脊柱管内に突出あるいは脱出した椎間板組織(ヘルニア)が神経を圧迫して、強い下肢痛しびれなどを引き起こす疾患で、20~40歳代に好発します。

多くの場合、薬物療法や理学療法による保存療法により3ヵ月以内に軽快しますが、改善が見られない場合は手術適応となります。

最近薬価収載された腰椎椎間板ヘルニア治療薬コンドリアーゼは、保存療法で十分な改善が得られないケースの新たな選択肢となります。椎間板成分の保水能を低下させることで椎間板内圧が低下し、ヘルニアによる神経圧迫を軽減させるものです。

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