唾液には思った以上にいろいろな働きがありますが、虫歯予防の観点からは3つあります。1つ目は抗菌作用で、口の中の細菌を減らす働き、2つ目は緩衝作用で、歯を溶かす酸を中和する働き、3つ目は再石灰化作用で、飲食によって溶けた歯を修復することです。

睡眠中は唾液の分泌がありませんので、虫歯菌は増殖し易い状態にあり、寝る前に丁寧に歯を磨いて食べ粕や歯垢をできるだけ取り除いておく必要があります。

歯磨剤はフッ素配合のものを水をよくきった歯ブラシに1g(毛幅2/3)程度つけ、奥歯や歯と歯茎の間を意識して磨く必要があります。

また、食事によって溶けた歯の修復には時間が必要なため、間食が多いと修復が間に合わず虫歯になりやすくなります。

健口は健康のもと、いつまでも自分の歯で食事を楽しめるようにしたいものです。

千寿鍼灸院(北千住・足立区)は、はりきゅうでみなさんの健康を応援しています。