耳鳴りの大半は、薬で治療をしても効果がなく、カウンセリングによって、耳鳴りとの付き合い方を支援することが治療の主体になります。

耳鳴の多くは加齢に伴うもので、耳が遠くなる「難聴」の裏返しの現象だと考えられます。耳が衰える一方で、脳の認知機能が音を拾おうとするために起きているのが耳鳴りです。

加齢に伴う耳鳴りに特効薬はありません。「まあ、年だから」くらいに受け止めて、気にしないで生活できるようになるということが耳鳴りと付き合う上で重要なようです。

疲れたり、ストレスがたまったりすると、人は身を守るため危機を早く察知しようと感度が上がります。このため耳鳴りもひどくなったり、気になったりします。自分の生活の環境やリズムを整えることだけでも、苦痛が和らげられる可能性があります。

北千住(足立区)の千寿鍼灸院では、はりきゅうでみなさんの健康を応援しています。