パーキンソン病患者の脳にｉｐｓ細胞を移植

京都大学は９日、ヒトのｉＰＳ細胞からつくった神経細胞を、パーキンソン病の患者の脳に移植したと発表しました。

ｉＰＳ細胞からつくった細胞を実際の患者に移植したのは、国内では目の難病に続く二つ目で、脳への移植は世界で初めてです。

移植手術は１０月に実施され、患者は５０代の男性で、今のところ手術による問題は起きていないもようです。

第三者の細胞をもとにしているため、拒絶反応を抑える目的で、１年間は免疫抑制剤を使い、２年間経過を観察し、安全性や有効性を調べます。

治験の経過が期待されます。

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