私は年末年始の数日間帰省し、普段は施設に居る母(94歳)と兄夫婦と一緒に、田舎の家で過ごしました。

母は従来からARB系の降圧薬を服用していましたが、年末に血圧が高めに推移したため、利尿系の降圧薬が追加されました。

大晦日の母の様子を観ていると、せっかく自宅に戻ったのに、傾眠傾向が強く日中も殆ど居間の椅子で居眠りをしている状態でした。何回か血圧を測ると110前後とむしろ低いレベルでした。

兄夫婦と相談して、朝飲む利尿系の降圧薬を止めて様子を観ていると、テレビを見るなど傾眠傾向がいくらか改善し、血圧も120程度でした。主治医の先生に状況を報告し、降圧薬の処方について相談することにしました。

施設での母の状況を見ている姉妹も、血圧が少し高い時のほうがよく話すし、体の動きもよいとの印象をもっています。母の残りの人生を思うと、血圧を下げることの是非を考えてしまいました。

千寿鍼灸院(北千住・足立区)は、はりきゅうで皆さんを応援しています。