脳には千数百億個もの神経細胞がありますが、加齢に伴う神経細胞の死滅や、使われないネットワークの縮小により、脳は少しずつ萎縮していきます。

特に萎縮が早いのが前頭葉で、ここには「ワーキングメモリ」(作業記憶)という、入ってきた情報を一時的に保存して他の情報と組み合わせ、情報に優先順位をつけて処理する機能がありますが、その処理能力は加齢とともに衰え、50代ではピーク時よりも30%ほど低下します。

しかし最新の脳科学では、脳への適切な刺激と生活習慣の改善によって、何歳になっても脳のパフォーマンスは向上することが分かっており、神経細胞のネットワークは筋肉と同様、使えば使うほど鍛えられ、それにより低下しがちな前頭前野の機能やワーキングメモリの働きが向上するようです。

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