先日リモートでセミナーに参加しました。テーマは「成長期の身体の鍛え方と注意点」で講師は筑波技術大学の中村直子先生でした。

興味深い内容で、とりわけ印象深かったのは小児期の成長に関する部分で、以下ご紹介します。

人の成長において、呼吸・循環系や筋・骨格系は概ね20歳で完成しますが、神経系は6歳で既に90%、12歳で100%完成してしまうそうです。

つまり小児期においては、遊びを通じた多様な運動により、神経系の発達を促すトレーニングが重要だということです。鬼ごっこ、木登り、縄跳び等により、身体の動かし方や敏捷性などの基礎的な身体能力が形成されます。

「子供は風の子」の言葉どおり、多少の怪我には目をつぶって、外で走り回ることが成長の礎になるということでしょうか。

千寿鍼灸院(北千住)は、はりきゅうで皆様の健康を応援しています。