2年ほど前から「機能性表示食品」の販売が始まりました。

「機能性表示食品」は、食品の持つ保健機能の裏付けとなる科学的根拠を事業者が収集し、企業責任で表示するもので、国による審査はありません

一方、保健機能の表示に国の許可が必要なのが「特定保健用食品(トクホ)」で、表示したい保健機能を持つ成分を含有する食品を使って臨床試験を行い、有効性と安全性を国が食品ごとに審査します。

健康意識の高まりの中で、さまざまな健康食品が巷に溢れていますが、消費者は誇大広告に惑わされることなく、自己責任で選別していかなくてはなりません。「機能性表示食品」も「特定保健用食品(トクホ)」も医薬費品のような十分な安全審査を受けている訳ではないことを忘れてはならないでしょう。

健康はバランスの良い食事と、運動が基本です。