先日参加した全日本鍼灸学会支部学術集会において、嗅覚障害に対するはり治療の症例報告がありました。

治療結果は、基準嗅力検査の結果に変化はありませんでしたが、検知閾値の改善と自覚的な症状軽減が認められたとのことでした。

1症例報告であり、これによりはり治療の効果を評価することはできませんが、現代医療においても嗅覚障害に対する治療法は確立されていません。

新型コロナの後遺症として嗅覚障害でお困りの方々にとって、治療手段の選択肢としてはり治療が寄与できる可能性はあるのではないでしょうか?

千寿鍼灸院(北千住・足立区)は、はりきゅうで皆さんの健康を応援しています。