スマートフォンやパソコンなどの液晶ディスプレーが発するブルーライトによる睡眠障害の増加が懸念されています。
とりわけ最近、高校生など若年者での患者増が懸念されている概日リズム障害が、LEDに含まれるブルーライトによって悪化する睡眠・覚醒相後退障害です。
夜間にブルーライトに曝露され続けると、睡眠の深さや睡眠リズムを調節するホルモンであるメラトニンの分泌に影響を与え、概日リズムが狂いやすくなり、睡眠障害やうつ病などを引き起こす可能性があるとみられています。
就寝2時間前にブルーライトの遮断や部分的に制御する眼鏡を着用することで、睡眠の質の改善を示す効果が得られたとの研究もあります。
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