眼科専門医の平松類先生の「老眼のウソ」という本です。印象に残ったことを列挙します。

ピントを合わせる能力が落ちるのが「老眼」で、一般的には加齢とともに発症します。ただ最近は若年層でも「スマホ老眼」が増えています。

・「毛様体筋の筋力」「レンズの柔軟性」「脳の画像処理能力」の3つの要素で、ピント調整能力が決まり、それぞれの要素の機能低下で老眼になります。

・老眼対策には、メガネによる矯正コンタクトによる矯正トレーニング手術での矯正があります。それぞれのメリデメを理解したうえで、自分なりの対策を見つけるのがよいようです。(筆者は記載の順番で勧めています)

・老眼鏡をかけると症状がすすむということはない。

・眼精疲労を改善する目薬はあるが、老眼そのものに効く目薬はまだ無い。

興味のある方は本を読んでみてはいかがでしょうか?

千寿鍼灸院(北千住・足立区)は、はりきゅうで皆さんの健康を応援します。