先日、日本小児科学会が発表した「2019/2020シーズンのインフルエンザ治療指針」では、「12歳未満の小児に対するゾフルーザの積極的な投与を推奨しない」ということになりました。
また、「現時点ではゾフルーザに対する使用制限は設けないが、使用に当たっては耐性ウイルスの出現や伝播において注意深く観察する必要があると考える」と慎重な見方を示しました。
現時点での懸案事項として、(1)小児においても有用であると想定されるものの、幅広く推奨を行うだけのデータ集積がないこと、(2)治療中に耐性ウイルスが出現することが挙げられています。
例年よりも早めにインフルエンザが流行し始めているようですが、お子さんへのゾフルーザ投与については、医師とよく相談する必要がありそうです。
千寿鍼灸院(北千住・足立区)は、はりきゅうでみなさんの健康を応援します。
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