成人の20人に1人が睡眠薬を長期服用しているとのデータがあるほど、睡眠薬を常用している患者は多いようです。しかも年々長期服用者が増え、一人当たりの服用量も増加しています。
不眠症が難治になるメカニズムは、心理的ストレスで眠れない状態が続き、自然な睡眠が得られにくい体内環境ができあがってしまうためと考えられています。したがって発症早期に適切な治療を行い、段階的に減薬や休薬を行うことが必要です.
加齢に伴う中途覚醒は生理現象であり、不眠ととらえるのではなく、日中の生活を支障なく過ごせればいいと割り切ることも必要なようです。
また多くの不眠症患者は程度の差はあるものの、脳波上は睡眠状態にあるにもかかわらず本人は眠っていないと感じる睡眠状態誤認の状態にあるようで、睡眠ポリグラフ検査などによる不眠の評価をした方がよい場合もあるようです。
千寿鍼灸院(北千住・足立区)は、はりきゅうで皆さんの健康を応援しています。
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