新型コロナ感染で認知度が上がった嗅覚障害ですが、主な原因は、蓄膿症や花粉症による鼻詰まり、風邪などのウイルスや頭・顔の外傷による嗅神経のダメージです。
また、アルツハイマー型認知症やパーキンソン病のような加齢性の病気でも、早期から嗅覚障害が起こることがあります
ある研究によると、健常な高齢者の97%はカレーの匂いが分かりますが、認知症の進行度合いによって正解率が下がり、カレーの匂いが分からなければ嗅覚障害の可能性が高く、カレーの匂いは早期発見のバロメーターと言っていいようです。
嗅覚は衰えてきても多くの人は自覚がなく、嗅覚障害を放置すると、ガス漏れや食品の腐敗臭に気づきにくいなど、さまざまな問題が生じるので注意が必要です。
千寿鍼灸院(北千住)は、はりきゅうで皆さんの健康を応援しています。
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