岡山大学病院の研究によると、要介護の一歩手前の「フレイル」と「タ」の発音能力低下が関連しているとの結果が示されました。

「タ」の発音能力低下は舌前方の巧緻性が低下していることを意味し、舌の動きの衰えがフレイルの重要な関連因子であることが判明しました。

舌の動きの衰えが、発語機能低下によるコミュニケーション障害や、嚥下機能低下による低栄養を介して、フレイルに影響したことが考えられます。

舌の動きは訓練すると維持、改善が期待でき、フレイルを予防できる可能性があります。「パタカラ体操」や「あいうべ体操」を試してみては如何でしょうか。