3つは肝機能の状態を判定する検査項目です。

ALTAST肝臓の細胞の中に存在する酵素で、炎症などによって肝臓の細胞が壊れると、その内容物であるALTやASTが血液中にもれ出てきます。この数値が高いと肝臓の細胞が壊れつつある、ということが分かるのです。

γGTPは肝細胞の中にある「小胞体」といわれる器官でつくられる酵素ですが、アルコールによる肝臓の障害に鋭敏に反応します。

血液中の3つの酵素の半減期は2~3週間だと考えられており、健診前のにわか禁酒では、検査数値はあまり変わらないようです。

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