糖尿病の「細小血管合併症」として「しめじ」をご紹介しましたが、今回は「大血管合併症」として「えのき」をご紹介します。命に関わる合併症です。

「え」は足の壊疽(下肢閉塞性動脈硬化症[ASO])、「の」は脳血管障害、「き」は虚血性心疾患です。

下肢閉塞性動脈硬化症(ASO)により血液の循環が悪くなると、小さな傷が潰瘍化し、やがて壊疽を生じます。壊疽が進行すると下肢の切断に至ります。

脳梗塞は糖尿病患者では非糖尿病患者と比べて、男性で2.2倍、女性では3.6倍も発生しやすいといわれています。

虚血性心疾患は狭心症心筋梗塞を合わせたものです。冠動脈の高度狭窄または完全閉塞により急性の経過をたどる「急性冠症候群」のリスクは非糖尿病患者の3.5倍にもなるようです。

千寿鍼灸院(北千住)は、はりきゅうで皆さんの健康を応援しています。