先の全日本鍼灸学会学術大会で、気象関連痛に関する特別講演をされた中部大学の佐藤純教授の著書の表題の一部です。

「雨が降ると膝が痛む」というような、気象の影響を受けて症状が悪化する、慢性痛の患者さんは多いと思います。佐藤先生はこれを「天気痛」として、気圧、気温、湿度などが痛みの誘因となっているとされています。

興味深い講演で、早速佐藤先生の著書『「天地が悪いと調子が悪い」を自分で治す本』を読んでみました。天気痛の原因と対策が解りやすく述べられており、一読をお勧めします。

書中では、天気痛対策の1つとして、鍼灸のツボが紹介されており、耳の後ろにある「完骨」や手の内側の「内関」などが示されています。

千寿鍼灸院(北千住)は、はりきゅうで皆さんの健康を応援しています。