終末期には栄養を入れればそれだけ元気になるというわけではありません。食べたものを消化し吸収するのにもエネルギーが必要なのです。

体力が少なくなると、体が受け止められる食事量が減ってくるため、無理に食事を摂ると、受け止められなかった分は逆に体の負担となり、かえって苦しむことになります。

苦しませないためには、たとえそれがわずかな量であっても、その人のその時の体が受け止められるだけの量を補給することが大切です。

体が受け止められる量がどのくらいかは、その人の体格や状態によって全く違います。本人が食べたいものを、それがうんと少量でも「おいしい」と思える量だけ食べるのが一番良いようです。

千寿鍼灸院(北千住・足立区)は、はりきゅうでみなさんの健康を応援しています。