「COPD」の日本語名は「慢性閉塞性肺疾患」で、以前は「慢性気管支炎」とか 「肺気腫」と言われていました。

せきたん息切れが主要な症状で、重症化したCOPDの5年生存率は30%といわ れています。70代の5人にひとりがCOPDに罹患しているようですが、今後増加が 見込まれています。

主として喫煙により肺胞が壊れていくことが原因です。非喫煙者でも25歳をピーク に肺機能は緩やかに低下していきますが、喫煙者は加速度的に低下していきます。

一旦壊れた肺胞は復元することはなく、たばこを止めても過去の喫煙のダメージは 残ってしまうため、できる限り早めにたばこを止めることが望まれます。
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