耳鳴りの原因は外傷、感染、薬物などの外因性のものと、突発性難聴や老人性難聴など難聴を伴う内因性のものなど多彩です。

ただ、発生のメカニズムについては未だ定説は無く、残念ながら決定的な治療方法はないようです。

改善可能な耳鳴りは20%程度で、内耳障害の症状が固定した場合は改善が難しいといわれており、日常生活の中でうまく折り合っていく必要がありそうです。(2月10日の記事をご参照ください)

注意を要する耳鳴りとして、拍動性の耳鳴り数秒の間欠的な耳鳴りなどは、背後に重篤な疾患が潜んでいる可能性があり、専門医の受診が必要かもしれません。