日本救急医学会は一昨年3月に「熱中症診療ガイドライン」を発行しました。

熱中症は早期発見・治療が不可欠で、現場対応でよいⅠ度と、医療機関の受診を要するⅡ度の見極めは一般市民が行う必要があります。

Ⅰ度の症状は「めまい、立ちくらみ、生あくび、大量発汗、筋肉痛、こむら返り、意識障害なし」となっています。

Ⅱ度の症状は「頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力・判断力低下」とされ、該当した場合は医療機関での診察が必要としています。