乳酸菌は生きて腸に届くことが必要か？

多くの乳酸菌は通常は胃酸や胆汁酸にさらされるため、腸に届く前に死んでしまうといわれています。

しかし免疫組織を刺激するのは、乳酸菌の外膜成分や細胞の中にあるDNAやRNAなど乳酸菌の成分なので、死菌でも効果があると考えられます。

さらに、死菌の成分は生菌や常在する腸内細菌のエサになる場合もあるため、「生きて腸に届く」かどうかにことさら神経質になる必要はないようです。