入浴時には、髪はシャンプー、身体は石鹸やボディーソープなどの洗浄剤で洗うのが一般的ですが、入浴時の洗浄剤は必要最低限にすべきというスキンケアの指導法が広がり始めています。

肌着をつけている部位の皮膚の汚れは汗や皮脂、角質の剥離成分(垢)など水溶性のものがほとんどで、お湯ですすぐだけで落ちます。身体に油汚れが付いたり、体臭が気になったときだけ洗浄剤を使えばよいようです。

界面活性剤を用いて過剰な洗浄をすると、保湿に必要な皮脂や皮膚常在菌までもが落ちてしまい、さらには肌が傷つき、アレルギー感作や細菌感染の原因となる可能性があります。