昆布には、健康に良いとされるさまざまな栄養素が含まれています。特に特徴的なのが「水溶性食物繊維」で、アルギン酸やフコイダン、ラミナリンといった成分のことです。

「アルギン酸」は、昆布を煮たときに出るネバネバ成分のもと。便の中まで入り込むことから便秘の改善を促したり、中性脂肪やコレステロール値の上昇を防いだりする働きがあります。

「フコイダン」は腸の炎症を抑えたり、血栓症を予防したりといった働きがあります。

「ラミナリン」は腸内細菌を増やして腸内環境を整えたり、炎症を抑え過剰な免疫を正常化し、アレルギーや自己免疫疾患などの病気に対抗してくれる働きがあります。

うまみ成分と栄養素がぎっしり詰まった昆布を、もっと食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

千寿鍼灸院(北千住・足立区)は、はりきゅうでみなさんの健康を応援しています。