歳をとるにつれ、睡眠の途中で目が覚めやすくなったり、トイレに起きたりすることが増えてきます。高齢になると深い睡眠が減るので、ちょっとしたことで目が覚めやすくなります。70歳を過ぎると、布団に入ってから朝まで1回も目を覚まさない人は1割にも満たないといわれています。

歳をとるとエネルギー消費量が少なくなって基礎代謝が落ちるため、短い睡眠(65歳で6時間程度)で間に合うようになっていきます。、眠れる時間が短くなっているのに、無理に布団に入っていると、不快な中途覚醒や早朝覚醒が増えます。

私たちの体は横になりさえすれば機械的に眠れるようにはできておらず、70代の人でも一般に23時くらいにならないと体が眠る準備は整いません。必要以上に早く寝てしまおうとすることも中途覚醒や早朝覚醒の原因になります。

また昼寝のとりかたにも注意が必要で、昼寝は15時までにし、20~30分以内にとどめるようにしましょう。

千寿鍼灸院(北千住・足立区)は、はりきゅうで皆さんの健康を応援しています。