以前聴講した講演のテーマで、講師は栄養精神医学の専門家の奥平智之医師でした。
うつ症状で精神科を受診する患者さんの中には、鉄欠乏が原因である場合がかなりあるとのことでした。
鉄欠乏ではイライラ、意欲低下、倦怠感、不眠などうつ病に似た症状がみられますが、抗うつ剤では改善せず、食事などによる鉄分の摂取で改善します。
女性は生理による鉄分の喪失で鉄欠乏の方が多いとみられますが、貧血がないために見逃されているケースが多いようです。
鉄欠乏の簡単なチェックポイントは爪です。爪が平坦、割れやすい、光沢が無く白っぽいなどは要注意です。
千寿鍼灸院(北千住・足立区)は、はりきゅうで皆さんの健康を応援しています。
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