膝の「痛み」「こわばり」を感じ始める年齢は40~50代ですが、そうした自覚症状を感じる前から膝関節の変化は進行しています。

運動不足による筋肉の衰えや肥満は、膝痛の原因の一つで、日ごろから体重管理運動習慣を心がけることが重要です。

変形性膝関節症の治療は、まずは「運動療法」、そして、痛みの程度に応じて「薬物療法」や「注射療法」が行われ、これらで痛みがとれないほど進行した場合や、関節の変形で膝の動きに支障をきたす場合には「手術療法」が行われます。

最も大切なのは運動療法をしっかり続け、歩く力を衰えさせないようにすることです。関節をサポートするための筋肉を鍛えるとともに、膝周囲の組織の柔軟性を高めることで、関節の負荷を減らし、痛みを軽減できる可能性があるほか、炎症を抑えて骨の変形を食い止める効果も期待できます。

代表的な運動療法として「脚上げ体操」があり、椅子に座って片足を上げ膝を伸ばし5秒止める簡単なものです。是非お試しください。

千寿鍼灸院(北千住)は、はりきゅうで皆さんの健康を応援しています。