2010年ガイドラインでは、人工呼吸から始めて胸骨圧迫を組み合わせる従来の心肺蘇生 から、まずは胸骨圧迫から始めるようにと心肺蘇生の流れを大きく変更しました。

一般救助者の心肺蘇生は胸骨圧迫を基本とし、可能なら人工呼吸を加えるという考え方 が明確に示されました。 医療従事者かどうかにかかわらず、全ての救助者 がまず胸骨圧迫から始めることを推奨しているようです。

人工呼吸はトレーニングを積んだ救助者にのみ推奨しており、これは一般救助者が人工 呼吸をしようと思っても、トレーニングをしていなければ成功率は非常に低く、時間が掛か ってしまい、胸骨圧迫を行う時間が減ってしまうからです。

心マ