アナフィラキシーは、短時間(通常15分以内)のうちに全身にあらわれるアレルギー反応です。

アナフィラキシーの症状でもっとも多いのは、じんましん、かゆみなどの「皮膚症状」で、次にくしゃみ、せき、息苦しさなどの「呼吸器症状」と、目のかゆみやくちびるの腫れなどの「粘膜症状」です。そして腹痛や嘔吐などの「消化器症状」、さらには、血圧低下など「循環器症状」もみられます。これらの症状が複数の臓器にわたり全身に急速にあらわれるのが、アナフィラキシーの特徴です。

アナフィラキシーのうち、急激な血圧低下で意識を失うなどのショック状態に陥ったものを「アナフィラキシーショック」といい、これはとても危険な状態ですが、アナフィラキシー全体の1割程とみられます。また治療方法も確立しており、適切な対応をとれば問題はないようです。

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