片頭痛は日本人全体では10人に1人、30代女性では5人に1人に見られる患者数の多い病気で、患者さんの生活の広範囲に影響をもたらします。

わが国では2001年に、発症メカニズムに関連した急性期治療薬として「トリプタン製剤」が登場し、広く使われてきました。

また昨年には発作頻度と症状を軽減する予防薬として「CGRP抗体薬」発売され、さらに今年6月に急性期治療薬として「ラスミジタン(レイボー錠)」が発売され、治療の選択肢が広がりました。

それぞれに特徴があり、患者さん自身が自分の症状の出方をしっかり理解し、医師と相談のうえ、適切な薬選びをすることが肝要です。治療の選択肢が広がったことで、より一層症状に合った治療ができることが期待されます。

千寿鍼灸院(北千住)は、はりきゅうで皆さんの健康を応援しています。